【心理学コラム】性格はどっちがいい?「内気」と「社交的」
いつも『ぱぶろーまいんど』にお越しいただき、ありがとうございます。
ここでは2つの性格を心理学的観点から解説をします。
「自分にどんな性格傾向があるのか気になる…」
「親しくなりたい人の性格が知りたい」
こんな想いを抱いている方には、ぜひ読んで読んで頂きたいです。
ちなみにこの記事は5分で読み終えれます。
最後までお付き合いくださいね。
- あなたは「内気」?「社交的」?
- ①「内向的」は高反応、「外向的」は低反応
- ②「内向的」は前頭葉と偏桃体、「外向的」は大脳辺縁系
- ③影響を受けやすい「内向的」、己の道をいく「外向的」
- 「内気」と「社交的」はどっちがいい?
あなたは「内気」?「社交的」?
みなさんの性格は「内気」ですか?それとも「外向的」ですか?
心理学では「内気」は「内向的」、「社交的」は「外向的」といいます。
以前、「内向型」と「外向型」の特徴を記事として書きました。
pablooomind.hatenablog.com
この記事での「内向型」は「内向的」、「外向型」は「外向的」と同じように捉えて頂いて構いません。
今回はもっと詳しく「内向的」と「外向的」の特徴と、それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
①「内向的」は高反応、「外向的」は低反応
「内向的」な人は外部の刺激にとても敏感です。
そのため、自分の内側へ内側へ入っていき、考える作業に向かいやすいのです。
アーティストや科学者など、考える仕事が向いているといえます。
それに比べて「外向的」な人は、外部からの刺激に鈍感です。
低反応で外部からの刺激に強いため、物事に動じません。
そのため「外向的」な人は様々なことに、リスクを恐れずチャレンジしていきます。
政治家や起業家などのリーダーシップを発揮する仕事に多いとされています。
②「内向的」は前頭葉と偏桃体、「外向的」は大脳辺縁系
両者の性格の違いは「脳の使い方」にも起因しています。
まず「内向的」ない人は前頭葉と偏桃体が優位に働いています。
前頭葉は意志の力の源で、人間の思考力の最も高度な部分を司どります。
つまり、冷静な判断と自己コントロール能力が発揮できるのです。
そして、偏桃体は恐怖を司っている部分です。
この部分が優位に働いているため、「内向的」な人は未知のリスクを目の前にしたとき慎重になります。
その結果、計画的に行動できることが分かっています。
反対に「外向的」な人が主に使っているのは大脳辺縁系です。
大脳辺縁系は、脳の古い部分、本能を司る部位です。
大脳辺縁系が優位に働いている「外向的」な人は、本能に従って行動します。
ですから、リスクのあることにどんどんチャレンジしていくことを恐れないのです。
ちなみにこの両者の違いから、「内向的」な人はギャンブルをせず、「外向的」な人はギャンブルを好むをいう傾向があります。
③影響を受けやすい「内向的」、己の道をいく「外向的」
「内向的」な人間は感受性が豊かなため、周りの影響を受けやすい性格です。
つまり、「内向的」な人は、周りの環境・人間により自分の行動が変わってきます。
反対に「外向的」な人は周りの影響を受けません。
周りの環境・人間に影響されず、「我が道をいく」意志が強いといえるでしょう。
これらの特徴から「内向的」な人は、付き合う人間や環境を選ぶ必要があります。
劣悪な環境と悪い人間に囲まれれば、良い人間にはなれないでしょう。
「内気」と「社交的」はどっちがいい?
いかがでしたでしょうか?
「内向的」と「外向的」の違いは正反対といってもいいくらいですね。
さて、では結局「内向的」と「外向的」な性格はどちらがいいのか。
答えは「どちらもいい」と私は考えています。
自分が「内向的」か「外向的」かを理解して、それぞれのデメリットには対策を講じ、メリットを最大限に活かすことが大切であると思います。
自分は「内向的な人間だ」と自負しており、毎度リスクばかり避けていると感じているのであれば、「リスクを取らなければならない時もある」を覚悟しておくこともいいでしょう。
反対に「外向的な人間だ」と思っているなら、「少しは立ち止まって考えることも必要」と胸にとどめておくことも大切です。
ちなみに私は、どちらかというと「内向的」な性格だと自負しています。
チャレンジ精神も旺盛になるよう心掛けたいところですね。
また、相手のことを知る上でも重要なポイントです。
相手の性格傾向を分かった上で、その人との関わりかたを考えるといいでしょう。
親しくなりたい相手には、「この人といると居心地が良い」と思ってもらうことが大切です。
「仲良くなるための雑談テク」は、こちらの記事でも紹介しています。
また、当記事は以下の文献を参考にしています。
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