【目標達成】ダイエットするなら知っておくべき！「双曲割引」のワナとは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは、「双曲割引（そうきょくわりびき）」という心理効果をご紹介します。
「叶えたい目標がある」「目標を達成するためにどうすれば良いのか」と、考えている人にはピッタリの内容です。
特に女性のみなさん、ダイエットを始めるなら必ず知っておくべき！(笑)
ぜひ最後までご覧になっていってくださいね。
ダイエットの天敵「双曲割引」とは？
「双曲割引（そうきょくわりびき）」という言葉、あなたは聞いたことがありますか？
実は「双曲割引」とは、主に行動経済学で使われる用語です。
Wikipediaさんには、こう書かれています。
双曲割引（そうきょくわりびき、英: Hyperbolic discounting）は、行動経済学の用語で、「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という、今までの経済学理論では説明できない非合理的行動を説明する概念として注目されている。時間経過をｘ 軸、割引率をy 軸とした時のグラフが、時間とともに減少する双曲線（反比例のグラフ）になることから名づけられた。ジョージ・エインズリーテンプル大学教授（臨床精神医学）が唱えた。（Wikipediaより引用）
僕が下線を引いた、「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という部分が非常に重要です。
しかし、この文章だけでは難解ですよね。
そこで、有名な実験をひとつご紹介します。
以下の２つの選択肢を提示されたら、あなたはどちらを選びますか？
A：今すぐに１万円貰える
B：半年後に１万１０００円貰える
個人差はありますが、これは多くの人がAを選んでしまいます。
冷静に考えても、Bの方がお得です。半年間、我慢さえすれば！
これが「双曲割引」の罠で、人は目の前の誘惑に負けてしまいやすい生き物だということを証明しているのです。
「双曲割引」はダイエット失敗の原因になる！
先述したとおり、「双曲割引」は「人は近くのものほど、価値が高く見える」心理傾向のことを表しています。
身近にあるもの、時間的、空間的に近くにあるものに、より価値があると感じて欲しくなってしまうのです。
ダイエットが失敗に終わる原因にも、深く関わっています。
ダイエットは日々の運動の積み重ねが、理想のボディへと近づけてくれます。
しかし、「双曲割引」に罠に負けてしまうと…
２ヵ月、３ヵ月後の引き締まった体より、目の前のある誘惑（甘いものなど）に価値を感じてしまうのです。
冷静に考えれば、引き締まった体で異性にモテたり、自分のテンションが上がる日常を手に入れる方が嬉しいはず。
しかし、僕ら人間は目の前の誘惑に負けてしまうんですね。
そして、後から深い後悔をして、ダイエット自体を投げ出してしまう…。
「双曲割引」の罠にハマると悪循環しかありません。
ですが、この心理を理解しておけば、「継続」が自然とできるようになります。
みなさんも何か目標を決めて物事に取り組むときは、「人は目の前の誘惑に弱い」ことを覚えておきましょう。
自分の最大の敵は「欲求」
僕もダイエットはしていませんが、食欲や感情に任せて、食べ物を食べないようにしています。
体のために必要な栄養分は含まれているのか、今食べたほうが良いものなのかをよく考えて食事に臨んでいます。
「こいつ、めんどくせー奴だな」
と思ったあなた。そのとおりです(笑)
僕の場合、一度体を壊した経験があるので、健康管理には敏感になっているのでしょう。
しかし、食欲は「人間の３大欲求」のひとつですから、コントロールが難しい部分もあります。
ですので、人間心理である「双曲割引」を理解した上で、「食べ物を見えるところに置かない」「誘惑に負けそうになったら、自分の遠い未来のスリムボディを想像する」などの対策で乗り切っちゃいましょう。
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