【コラム】「時間のムダ」とか思ってない?”雑談”の知られざるメリットとは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは日常生活で役立つ、心理学知識をお伝えします。
今回のテーマは「雑談」です。
「雑談」と聞くと、こんな声も聞こえてきそうです。
「他愛の話の往来」
「無駄な話、時間つぶし」
いかがでしょうか?
この記事をお読みの方の中にも、こんなイメージをお持ちの人もいるのではないでしょうか。
今回はそんなイメージを払拭する、「雑談のメリット」について解説していこうと思います。
「雑談」の知られざる3つのメリット
まず「雑談」を積極的に行うことで、信頼関係が築けることは間違いありません。
友達や恋人を作るために、雑談なくしては難しいでしょう。
では、交友関係を築くため以外のメリットはあるのか。
今回は3つの利点をあげてみました。
知らない情報が得られる
まず一つめは、「知らない情報が仕入れられること」です。
これはみなさんも、すぐにお分かりになることかと思います。
相手の知っている情報と自分の持っている情報が、全一致することは絶対にないと言っても過言ではありません。
相手の好きな趣味が違えば、歩んできた人生も千差万別です。
「情報は今やネット上にたくさん転がっている」
こんなことを言う方もおられるかもしれません。
しかし、その人しか知らない裏技だったり、裏情報はどうでしょうか。
こういった情報はネット上では拾うことができません。
また、相手のヒストリーという情報も、その人に聞くほか収集する方法がありません。
そして、大事なことは「情報交換の意識を持つこと」です。
雑談の中で自分が持っている情報と、さりげなく教えてみましょう。
きっと「返報性の原理」が働いて、相手も耳よりな情報を教えてくれることもありますよ。
忘れていた自分に気づける
2つめは「自分を発見することができること」です。
「発見」というと、”新しい自分”というイメージを持ってしまうかもしれません。
しかし、ここでいう「発見」とは、「忘れていた自分に気づける」ことです。
例えば僕の経験談で先日、友人との会話で気づいたことがあります。
その友人からは、ふとしたキッカケでこんな質問をされました。
「パブロは小中高と野球をやっていたんだよね。野球はどうして好きになったの?」
僕はそのとき気づいたんですが、僕の中で野球は”やる前”より”やり始めてから”「好き」になったということ。
実をいうと、野球をやり始めたキッカケは親の影響でした。
僕の中でその時の感情は、「そういえば…」といって思い出している感じでした。
僕たちの記憶は、脳の「海馬」という部位に保存されているようです。
ここに保存さている記憶は、何か関連した内容を見たり聞いたりしないと、引っ張り出せないようになっているようです。
つまり、雑談をする中で”本当の自分”に気づけたり、”本来やりたかったこと”に出会えるかもしれないということです。
相手の意外な一面を知れる
最後は「相手の一面を知れること」です。
雑談をしていると意外な共通点が見つかり、話が盛り上がることも少なくありません。
また、「話してみると案外○○な人だった」「まさか、○○が好きだとは思ってなかった」など、相手の意外な一面を知ることができます。
これってなかなか面白いことだと僕は思います。
僕たちは初対面の相手の印象を、およそ7秒で決めていると言われています。
しかし、相手の全てをたった7秒では分かるはずもありません。
第一印象が裏切られることなんて多々あることです。
相手と仲良くなる上でも、相手の意外な一面を知ることは大切です。
積極的に「雑談」を取り入れてみよう
いかがでしたか?
今回は心理テクニックというよりも、雑談のメリットをお伝えしました。
雑談が時間の浪費ではないことが、少しでもお分かりになって頂ければ幸いです。
ちなみに一説によると、「仕事ができる人は雑談も上手」なんだとか。
僕も「へー」と思いましたけど、会社の人間を想像してみると「あながち間違いではないのかも」って思っちゃいました。
最後は余談になってしまいましたが、今回はここまでにしますね。
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