【観察】説得するために必要不可欠な心理テクニック
いつも『ぱぶろーまいんど』にお越しいただき、ありがとうございます。
ここではビジネスや恋愛シーンにおいて役立つ心理学知識をご紹介します。
「自分の意見を主張したいとき」や「相手を説得したいとき」に使えるテクニックとなっております。
このような場面は絶対にありますよね。
ビジネスならプレゼンや交渉のとき。
恋愛なら恋人の相談を受けたときなど。
多くのシチュエーションが予想されます。
ですので、知っておいて損しません。
というよりも、人生が上手くいくといっても過言ではないでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
人は自分の言葉に責任を持つ
今回ご紹介するのは観察テクニック。
相手が「自分と異なる意見を持っているかどうか」を見極める観察ポイントをお伝えします。
なぜ、異なる意見を持っているかどうかを見極めなければならないのか。
「何か意見はありますか?」と聞けば良いのでは?
という声も聞こえてきそうです。
もちろん自分の主張や意見を言った後に、この質問を投げ掛けるのもいいでしょう。
しかし、人間には「言行一致の法則」という心理原則が働くことをご存知でしょうか?
「言行一致の法則」とは、人は自分が言った言葉と自分の行動を一致させたいという心理のこと。
人は誰しも自分の言葉に少なからず、責任感を持っているということですね。
「自分と異なる意見」を相手に述べさせると「言行一致の法則」が働き、その意見を覆すことが難しくなってしまうのです。
簡単にいうと「相手に意見を言わせると説得しにくくなる」ということ。
だから、相手が自分と異なる意見を持っているなら、意見を言わせる前に見極めて先手を打つ必要があるのです。
本音は「唇」に出る
ではどのようにして、「自分と異なる意見」を持っていることを見極めるのか?
注目すべきポイントは相手の「唇」。
自分が主張や意見を言っている際に、相手が「唇をすぼめる」行動をしないか見ていてください。
相手が唇をすぼめたり、丸めたりするのは胸の内の意見と相違があることを表します。
目で見て分からないほど、かすかにすぼめる場合もあれば、パッと見てすぐに分かるほど強くすぼめているときもあります。
「唇をすぼめる度合い」が、意見の不一致度合いを表しています。
このサインが見られたら、相手が自分の意見を言う前に予想される内容に共感しましょう。
具体的な会話例をみてみましょう。
ex,「新車を購入したい」
例えば、結婚している自分の妻に「新しい車を購入したい」と伝えるとします。
すると、妻が唇をかすかにすぼめたのを確認できました。
恐らく「新しい車を買う予算なんてウチにはないのよ」と思っているのでしょう。
このような反対意見が予想できるのであれば、
「ウチの家計が厳しいのは知っているよ。でも、僕が購入を考えている新車はエコカーだから、長い目で見れば今乗っている車より断然いいんだ」
など、相手の反対意見を払拭するような内容を「先に」言いましょう。
そうすれば、妻の胸の内の想いは喉から出かかっていても飲み込んでくれます。
反対に妻が自分の意見を先に言ってしまうと、自分の意見を守ろうとする姿勢をとります。
そう「言行一致の法則」が働くのです。
最悪の場合は屁理屈を混ぜてまで、新車購入に反対してくる場合も。
そうなれば、こちらが筋の通っている意見だとしても覆すことが困難になることでしょう。
こちらの意見を通したいときに
いかがでしたでしょうか?
今回の例では家庭内でのやり取りを出しました。
冒頭で述べたシーンに加えて、ビジネスなら自分の企画書を通したいとき、恋愛ならデート先の行先を決めるときなども有効ですね。
相手からの反論が予想される際に活用してみてください。
また「自分の意見を通すことが困難だな」と思われるなら、自分の意見を主張する前に予想される反論を払拭できる答えを考えておくと良いでしょう。
相手が唇をすぼめたら、すかさず共感を示しながら相手の反論を払拭できる理由を伝えてみましょう。
今回の記事は以下の文献を参考にしています。
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