【ビジネス】上司必見!部下に断られない、上手な仕事の頼み方とは
いつも『ぱぶろーまいんど』にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは、ビジネスシーンで使える心理テクニックをご紹介します。
例えば、頼みにくい仕事を部下(上司)に頼むとき。
こんな状況って、仕事をしていれば必ずありますよね。
メンタルが強靭でリーダーシップのある方なら、「ストレートに頼めば良いじゃん」と思うかもしれません。
しかし、難しい仕事や時間の掛かる仕事は、比較的頼みにくいもの。
そんな時に役立つ『ローボール・テクニック』というものを、今回はお伝えします。
特に部下を持つビジネスマンは必見です。
最後までご覧になっていって下さいね。
要求を断りにくくする『ローボール・テクニック』とは
『ローボール・テクニック』、あまり馴染みのない言葉かもしれません。
『ローボール・テクニック』とは、人間心理である『一貫性の原理』を利用して、相手が頼み事を断りにくい状況を作り、こちらの要求を通すテクニックのこと。
これだけ読むと、難しくてよく分かりませんよね。
まずは、『一貫性の原理』の説明から。
『一貫性の原理』とは、人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理が働くもののことです。
例えば、「今日は絶対に彼女に告白する!」と周りに宣言してしまえば、自分の発言に責任を感じ、言葉通りの行動をしやすくなるといった感じ。
宣言通りの行動をしなければ、ただの”嘘つき”で終わってしまいますからね。
この『一貫性の原理』を利用したテクニックが、『ローボール・テクニック』。
具体的な活用方法を、次章でみていきましょう。
要求を受け入れて貰った後に条件を変更する
ビジネスシーンでの具体例をご紹介します。
あなたを大手企業のサラリーマンだとしましょう。
ある日、あなたの元に直属の上司から仕事を任されました。
なんでも、1週間という短い期間で終わらせて欲しいとのこと。
しかし、その仕事量はなんとも膨大。
あなたには、他に任されている仕事があるので、あなたの部下にこの仕事を頼むことにします。
あなたはどのような言葉で、部下に仕事を頼みますか?
おそらく、事情を知っているあなたは、部下に頼むことに引け目を感じるのではないでしょうか。
勇気を振り絞って、「1週間後までに、この仕事を終わらしてくれ!」と単刀直入に言うのも一つの方法です。
しかし、有能な部下なら、仕事量を考慮して断ってくるかもしれません。
そこで『ローボール・テクニック』です。
まずは、部下にこう言いましょう。
「1ヶ月で、この仕事を終わらしてくれ」
と頼みます。これなら相手は
「1ヶ月なら余裕を持ってできるな♪」
と、仕事を引き受けてくれます。
そして、相手が要求を受け入れてくれた数時間後に、
「頼んでいた仕事の期限が変更になった。すまないが、1週間で仕上げてくれ」
と告げます。
部下は一度引き受けた仕事なので、「今更断れない」という心理が働き、この要求を飲まざる終えないと感じます。
「一度引き受けた仕事はやらなければならない」という心理こそ、『一貫性の原理』が働いている証拠。
無理難題な仕事になりますが、部下は一生懸命仕事に励んでくれるでしょう。
まとめると、『ローボール・テクニック』は、一度ハードルの低い要求を出しておき、後からその条件を変更、もしくは取り消すテクニックということ。
『ローボール・テクニック』の最終手段
『ローボール・テクニック』の効果は絶大です。
ただし、ひとつ注意点があります。
このテクニックを用いれば要求は通りやすくなりますが、相手への印象が良くなることはありません。
先ほどの例でも分かるとおり、相手を騙して要求を通しています。
一度や二度使ったところで、印象が悪くなることはないでしょう。(嘘がバレれば話は別ですが…)
しかし、嘘がバレなくても、多用すると相手はこちらの要求に対して、警戒心を持ちます。
このテクニックは、本当に要求を通したいときの、最終手段として使った方が良いでしょう。
普段の頼みごとするときは、『ランチョン・テクニック』も有効です。
『ランチョン・テクニック』は相手の気持ちを不快にさせず、要求を通すことができます。
参考にしてみてくださいね。
今回の記事は以下の文献を参考にしています。
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みなさまの人生がより良いものとなりますように。