【コラム】そのご褒美は大丈夫?モラル・ライセンシングの罠とは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは、コラム記事をご紹介したいと思います。
今回のコラム記事は、「誰しも、経験したことがあるであろう心理効果」をお伝えしてきます。
長いテーマですいません(笑)
でも、これは僕の経験上、日常生活でよく見られる現象です。
この心理効果を知っているか知っていないかで、自分の行動が大きく変わってきます。
頑張った自分にはご褒美を
では、早速、本題に入っていきましょう。
今回、ご紹介するのは「モラル・ライセンシング」という心理効果です。
「モラル・ライセンシング」、あなたは聞いたことがありますか?
ちなみに僕は、心理学に興味を持つまで知りませんでした。
詳しくご説明していきますね。
「モラル・ライセンシング」とは、「正しいことをした後は少し悪いことをしても良い」という考えに陥ること。
あなたも経験がありませんか?
例えば下記のような例。
- 「トレーニングを頑張ったから、少しくらい甘い物を食べても良いよね」
- 「勉強を頑張ったから、少しゲームをしても良いよね」
- 「先週は家族サービスをしたのだから、今晩はちょっと羽目を外しても良いかな」
いかがですか? 心当たりのある方もおられるでしょう。
しかし、この心理効果が、必ずしも”悪い”と言っているわけではありません。
「頑張った後のご褒美」という感覚で、この心理傾向を利用することは効果的。
モチベーションの維持に繋がり、継続力が上がるからです。
ご褒美の「種類」に気をつけよう!
しかし、注意して頂きたい点もあります。
例えば、以下のような例です。
「昨日はダイエットの為に断食をしたから、今日は少しくらい食べてもいいか」
このように目標に向けて行ったご褒美が、目標から遠ざかるほうに作用するようなものはNG。
ご褒美はその時の感情に左右されないよう、目標達成の妨げにならないものを選びましょう。
サボる時間を決めておく
また、効果的な「モラル・ライセンシング」対策もあります。
それは一日のうち、1~2時間程度「サボりタイム」をあらかじめ設けておくこと。
「サボりタイム」は勉強や仕事などの作業は行わず、好きな事をやって頂いて構いません。
あらかじめ、このような時間を作っておくことで、「モラル・ライセンシング」の心理が働くことを防げます。
「サボりタイム」が作業を頑張る前ならば、「これから頑張ろう」となり、作業後に設定したのなら、「ご褒美まであと少し」とモチベーションの維持に繋がります。
要するに、「ご褒美」を「サボりタイム」に置き換えることで、目標達成から遠ざける障害が起きないようにするのです。
無理せず、効率的に目標達成を
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、頑張った自分へのご褒美は大切です。
しかし、ご褒美によって目標達成が遠のいてしまうことは避けたいところ。
「モラル・ライセンシング」を理解して、効果的な対策を立てましょう。
目標達成に役立つ他の記事も、ご紹介しておきますね。
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みなさまの人生がより良いものとなりますように。