【ビジネス】承諾率が上がる!ついついOKしてしまう心理テクとは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここではビジネスシーンで役立つ心理テクニックをご紹介します。
「自分の提案を通すために、職場の上司にOKを出させたい」
「取引先の相手との交渉を成功させたい」
という目的がある方に、ピッタリの内容となっています。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
「一貫性の法則」を活用すれば承諾率が上がる
みなさんは「一貫性の法則」という言葉をご存知でしょうか?
「一貫性の法則」とは、人は自分の行動・発言・信念など一度表に出したものを同様な形で貫きたいという心理が働くこと。
「一貫性の原理」とも呼ばれます。
ちなみに、以前ご紹介した「フット・イン・ザ・ドア」テクニックもこの心理効果を利用しています。
今回は「一貫性の法則」を利用した、もう一つの心理テクニックをご紹介します。
その名も「YES SET法」。
「YES SET法」とは、人は何度も同意しているとすぐには反論しにくくなる心理(一貫性の法則)を利用し、相手の同意を高確率で引き出すテクニックです。
説明だけでは分かりにくいと思うので、活用例をみていきましょう。
「YES SET法」の活用例
例えば相手に交渉を持ち掛けたい場合、いきなり切り出すのではなくこんな感じで会話を進めてください。
※「YES」は相手が「うん」や「はい」「そうですね」と、返事していることを表します。
「今日はいい天気ですね」⇒「YES」
「気温もポカポカしていて過ごしやすいですよね」⇒「YES」
「こんなお天気で仕事してるのは、少しもったいないですよね」⇒「YES」
「時間も無駄にできませんし、早速、この件(交渉内容)詰めましょうか」(本題)⇒「YES」
このように相手の同意の言葉を連続して引き出し、その流れで自分の本題を切り出すテクニックが「YES SET法」です。
いきなり交渉を持ちかけるより、相手の承諾が得やすくなることがメリット。
質問の内容は「なんでもいい」
ただし、このテクニックを使うとき、ポイントがひとつだけあります。
それは、相手が絶対に「YES」と言う質問を投げ掛けることです。
そのためには、質問が必ずしもプラスの内容である必要はありません。
ですから、本題に入る前の「YES」を引き出す質問は事実を話すと良いでしょう。
例えば、こんな感じ。
「台風が接近しているみたいですね」
「大学4年生ということは、来年就職するんですね」
「会社があるのは、渋谷区でしたよね?」
「携帯は使い続けていると、バッテリーが熱を持つよね」
このような事実を聞く質問は相手の「YES」を引き出しやすいです。
「YES SET法」をまとめると、相手が「YES」と答えるであろう質問を2~4回ほど投げ掛けてから、本命の質問を切り出すという感じです。
そうすれば「一貫性の法則」が働き、相手の承諾率が上がります。
プライベートでも活用可能な「YES SET法」
具体例ではビジネスシーンをあげましたが、
恋愛なら「相手をデートに誘いだしたいとき」「恋人に頼みごとをしたいとき」
などの場面でも、「YES SET法」は活用できます。
例えば、意中の女性をデートに誘うなら、
男性「今日の服装は水色がアクセント?」
女性「そうなの!かわいいでしょ!」
男性「うん、いいと思う!あ、スマホカバーも水色なんだ?」
女性「そう!よく気づいたね!」
男性「うん、さっき触ってるところも見てたから。しかし、今日は暑いね~」
女性「ほんとに。暑すぎる~」
男性「あ、ところで日曜日って空いてない?どこか出掛けない?」
といった感じですね。女性の服装に関する事実と天気の事実を述べてから、デートの誘いをすることで、相手の心理抵抗を低くしています。
女性は細かい部分に気づいてほしい生き物なので、褒めているところも男性の上手なテクニックですね。
このようにビジネスでも恋愛(プライベート)でも、使い方は変わりません。
日常生活にぜひ取り入れてみてくださいね。
では、みなさまの人生がより良いものとなりますように。
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