信頼関係を作る基本！話し始める前の大切な準備とは

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いつも「ぱぶろーまいんど」に足を運んでくださり、ありがとうございます。

今回は心理学における、「状況・場面把握」についてご説明したいと思います。

まず、なぜこの「状況・場面把握」が対人コミュニケーションにおいて大切なのか、からお伝えしていきますね。

今の状況を知る必要って？
話し始めるその前に！信頼関係を築く上で大切なこと
失敗しても大丈夫！まずは実践してみよう

今の状況を知る必要って？

さっそくですが、みなさんは「空気を読む」「空気が読めない」という言葉を耳にしたことはないでしょうか？

おそらく大半の方が、この言葉を耳にされていると思います。

「空気を読む」というのは、その場の雰囲気から状況を推察する、という意味です。

一つ簡単な例を挙げてみましょう。

みなさんはお葬式の日に式場で、静まりかえっている中、一人大声を出し騒いだりしたことはありますか？

、、、ない方がほとんどだと思います。もちろん、生まれて間もない子供は例外とします。

これが「空気を読む」ということです。私たちは、無意識にその場の状況を察し、言動を合わせているのです。

余談ですが、日本人はこの「空気を読む」能力に長けているようです。

人間の言動にはその場に「ふさわしい言葉」と「ふさわしくない言葉」があります。

プロポーズをする場所を考える時に、ガヤガヤした大衆居酒屋でしようと思いますか？

仕事中に忙しそうな上司を捕まえて、自分のプライベートの話を長時間しようと思いますか？

もちろん、「そんなの関係ない」と仰る方もおられるでしょう。

しかし、あまり良い選択ではないと私は思います。

その場の状況を察し、「その場にふさわしい言動」を行うことがコミュニケーションの第一歩です。

恋愛・仕事・家庭・学校など、この基本はどの場面でも大事なことですので、ここではその方法を教えていきますね。

とはいっても、「状況・場面把握」の方法は簡単です。

というか、無意識にできている方もたくさんおられると思います。

そんな方のためにも、少し高度なテクニックもお教えしますのでお付き合いくださいね。

話し始めるその前に！信頼関係を築く上で大切なこと

「この人と仲良くなりたいな」と思う人と話す前に、以下の３つを実践してみてください。

まずは自分の置かれたシチュエーションを把握する。
そして、場面を「細分化」、自分の「場面」を作る。
目的を限定する。

ちょっとチンプンカンプンですよね。

では、これらを一つずつ具体的にみていきましょう。

自分の置かれたシチュエーションを把握する。

これはなんとなく想像つく方もいると思います。

「自分が今、どのような状況にいるのかを再確認する」ということです。

仕事での打ち合わせに来ているのか、恋人ととのデート中なのか、友達との飲み会の最中なのか、など。

この作業は空気を読んだ言動を行うためには大切なことです。

場面を「細分化」、自分の「場面」を作る。

少し難しそうになってきました(笑)

しかし、冷静になって考えれば、この作業もできます。

場面の「細分化」は以下のような感じで分析します。

現在、置かれている自分の状況は…

・プライベート？ビジネス？
・場所は公共の場？自分の部屋といったプライベートの場？
・相手の家、会社(アウェイ)？自分の家、会社(ホーム)？
・相手は初対面？何度か会ってる？心を許している人？
・相手は同性？異性？相手に抱いて欲しい感情は？
・相手の人数は？複数対複数(会議、合コンなど)？個人対個人？個人対複数(プレゼン時やセールスなど)？

この作業を行っていくことで、例えば、アウェイに行くなら「権威催眠」に呑まれないよう覚悟して臨めたり、何度も会っている相手ならいつもと同じ感じでは自分の主張や声が届かないかもしれないから、いつもと違う「違和感」を出すこと、などが可能になります。

※権威催眠…肩書きや役職から相手が自分より上位の立場にある人からの情報を、「相手が自分より上位の立場だから」などという理由だけで信じ切ってしまうことなど。