【コラム】給付金10万円あなたは何に使う?お金を貰う前に知っておきたい心理学とは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは皆様の日常生活で役立つ心理学知識をお伝えします。
今回のテーマは非常にタイムリーなものになります。
ズバリ、「給付金10万円を貰う前に、知っておきたい心理学について」です。
新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言状態が続くなか、早い所では明日から給付金10万円を受け取れる自治体も多いのではないでしょうか。
あなたは臨時に得られた”10万円”を何に使いますか?
と、使い道を考える前に読んで頂きたいのが、今回の記事内容になっております。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
お金の価値を金額で決めていない
まず早速ですが、あなたに一つ質問です。
あなたは年末になれば、欠かさず宝くじを買うことにしているとします。
そしてある年、1億円!とまではいかないものの、50万円という金額が当選しました。
予期せぬ臨時ボーナス、嬉しくないはずがありませんよね。
ですが、ここでじっくり考えてみて下さい。
あなたはこの50万円の使い道を考える時、あなたが2,3カ月働いて稼いだお金と同じような使い方を考えますか?
いかがですか?
臨時に入ったお金ですので、普段の生活費と全く同じ使い方というのは難しいかもしれません。
しかし、働いて得たお金と金額は同じでも、働かずに得たお金の方が無意識に価値を下げてしまってはいませんか?
これが今回の覚えておいて欲しい心理学、「ハウスマネー効果」です。
苦労せずに得たお金は浪費してしまう
「ハウスマネー効果」とは、苦労せずに得たお金(拾った、貰った、ギャンブルや宝くじで儲けた)の使い方が荒っぽくなってしまうことです。
「あ~、あるある」「確かに…」と心当たりのある方も多いのでは?
ちなみに”ハウス”は、「カジノ」という言葉の意味を指すそうです。
僕の会社でもよく聞こえてくるのが、
「今日の飲み代は俺の奢り!なんせ、昨日競馬でよーさん儲かったからな~」
これも典型的な「ハウスマネー効果」の表れだといえるでしょう。
僕としては「ありがとうございます♡」なのですが…(笑)
他にも家の大掃除をしていて出てきた、へそくりやそれなりの金額が入った預金通帳などもそうです。
お金という価値は変わらないのに、どうしても臨時で入ったもの関しては使い道が荒くなってしまうようです。
使い道を考える時間が必要
今回の新型コロナウイルスの影響で、家計を圧迫されている方にとっての給付金10万円の価値は、少なくとも「ギャンブルで儲かったお金」よりは高いはず。
少ないと感じる方もいるかもしれませんが、少しでも家計の圧迫を減らすために役立つのであれば有効に使えるのではないでしょうか。
ですが、新型コロナウィルスの影響を受けていない人はどうでしょう。
ギャンブルで儲かった、宝くじが当たったような感覚で捉えていませんか?
使い方は個々の自由なので、使い道についてまで僕は言える立場ではありません。
しかし、お金の価値は働いて得たものでも、貰ったものでも同じです。
10万円は10万円なのです。
貰ったお金を銀行口座に預けておき、一定期間の時間を置くというのも「ハウスマネー効果」を防ぐ対策の一つです。
すぐに使おうとせず使い道を考える期間を設けることで、無駄な浪費を防げます。
また、今回の給付金であれば「使い道を決めてから貰いに行く」というのもアリですね。
あとから振り返っても、「有意義に使えたな」と思える使い方をしてくださいね。
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