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【コラム】「その手があったか!」常識に囚われない自由な発想"ラテラルシンキング"とは

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いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。

 

ここでは皆様の日常生活に役立つ心理学知識をお伝えします。

 

今回のテーマは「考え方」です。

 

人の行動を決定するのは、その人自身の「考え方」が大きな影響を及ぼします。

 

この記事は心理学コラムとして、皆様の意思決定に役立てて頂ければ幸いです。

 

「初めて知った!」とか、驚いてもらえればもっと嬉しいです。笑

自由な発想「ラテラルシンキング」

突然ですが、あなたは「ラテラルシンキング」という言葉を聞いたことがありますか?

 

あまり馴染みのない言葉ですよね。

 

正直なところ、僕も最近知ったばかりです。

 

「ラテラルシンキング」とは、考え方を表す言葉の一つで、常識に囚われない自由な発想という意味だそうです。

 

…これだけでは意味不明ですよね(笑)

 

具体例をあげてみましょう。

 

みなさんも一緒に考えてみてください。

 

ある高級住宅街の一角に、お客さんの絶えない宝石店がありました。

 

お店に並んでいるものは主にアクセサリーが多く、ネックレスやブレスレットなどが多数売られています。

 

そのお店は売れ行き好調で、毎日住民の方や宝石好きなお客さんが来店していました。

 

しかし、その宝石店の店長には1つ気掛かりがありました。

 

店の出入り口付近に置いてある真珠のネックレスだけが、どうしても売れないのです。

 

その真珠のネックレスは、決して価値が低い物ではありません。

 

そして値段もそれ相応の値札を貼っています。

 

宝石店の店長はあまりにも売れないので思い切って大幅に値下げしたり、置き場所を変えたりしてみました。

 

ですが、真珠のネックレスは売れません。

 

そこで宝石店の店長は、"ある方法"を試してみました。

 

その結果、あれほど売れなかった真珠のネックレスの買い手が、すぐに決まってしまったのです。

 

さて、宝石店の店長が講じた"ある方法"とは、一体何なのでしょう。

 

よーーく考えてみて下さい。

 

 

 

 

いかがですか?

 

お分かりになりましたか。

 

この物語の"ある方法"は、「値段を2倍にした」です。

 

あれほど値下げしても売れなかった真珠のネックレスが、高価な値段を見て価値があると感じたお客さんが購入を決めたのです。

 

この常識に囚われない自由な発想こそが、「ラテラルシンキング」なのです。

 

ゆえに「ラテラルシンキング」には、答えが複数存在します。

 

クイズ形式のような例を出しておきながら申し訳ありません。

 

ですが、「ラテラルシンキング」について、少し理解できたのではないでしょうか。

 

僕たちは「ロジカルシンキング

「ラテラルシンキング」に対して、経験や常識に基づいた論理的思考をロジカルシンキングといいます。

 

「ロジカル」「ロジック」という言葉は、みなさんも馴染みの深い単語ですよね。

 

想像がつきやすいかもしれませんが、先ほどの例で考えてみましょう。

 

宝石店の店長が真珠のネックレスが売れないために講じた初めの対策こそが、まさに「ロジカルシンキング」そのものです。

 

大幅な値下げや売り場を変えるという方法は、マーケティングの常識や経験に基づいた対策です。

 

僕たちは物事を「ロジカル(論理的)」に考える傾向が強いようです。

 

ロジカルシンキング」の特徴として、"答えが1つしかない"があげられます。

 

これには僕たちの教育制度が関係しています。

 

学校教育で習う算数や数学の解答、他にも社会や理解などのテストにおいても1つの答えが求められます。

 

僕たちは学校教育で論理的思考を学び、「答えは一つしかない」と思い込んでしまっているのです。

 

例えば、数学のテストで”この計算式を解け”と書かれていたとしましょう。

 

普通は常識と論理に従って、計算式を解き回答を書きます。

 

ですが、回答欄にこんな答えを書いたらどう思いますか?

 

「この問題を解いたところで、社会では何の役にも立たない」

 

何を書いてるんだ、と思われますが、これこそが「ラテラルシンキング」的発想なのです。

 

論理的思考が主流な社会では、「ぶっ飛んでる」「クレイジーだ」と言われかねないですが(笑)

 

「ラテラルシンキング」が良い?

では、「ラテラル」と「ロジカル」のどちらの考え方が良いのか。

 

結論から言えば、"どちらも良い"です。

 

僕たちの社会は「ロジカル」づくしです。

 

政治や経済、人々は論理的な社会の仕組みの上で生きています。

 

学校教育だけでなく、論理的思考に偏るのも肯けます。

 

論理的に社会制度を構築しなければ、社会は混乱に陥ってしまうでしょう。

 

ですが、あまりに論理的思考に偏ってしまうと、今度は画期的なアイデアが生まれません。

 

また、論理的思考に偏り過ぎることで、固定概念が生まれてしまう場合があります。

 

「これはこうだからこうだ!」

 

長く生きてきたお爺さんやお婆さんによく聞くセリフですね。

 

科学や技術は日々進歩しています。

 

今僕たちが当たり前に使っている携帯電話がその典型的な例です。

 

ひと昔前は、離れたところにいる仲間と話すことなんてできなかった。

 

それが電話が生まれて、持ち運びができる携帯型が生まれて、今ではタッチパネルのスマホです。

 

電話を作ろうとした発明家には、反対の意見もたくさんあったことでしょう。

 

「そんなことできるわけがない」と。

 

しかし、そういった常識や論理的思考に囚われず、画期的なアイデアを作り出すために「ラテラルシンキング」が生かされた結果、僕たちは便利なアイテムを手にしています。

 

こうして考えてみると、尊敬と感謝しかありませんよね。

 

みなさんも何か問題そのものに直面したとき、その問題の前提や求めている結果に目を向けてみて下さい。

 

問題解決に必要な解決方法にこだわることは「ロジカルシンキング」です。

 

解決方法にこだわらず、求めている結果が手に入るなら過程は何でもいいのです。

 

難しい内容でしたが、この知識が皆様の日常生活に少しでも役に立てれば嬉しいです。

 

また、"固定概念"という言葉に並び"ステレオタイプ"という心理学用語もあります。

pablooomind.hatenablog.com

 

こちらも参考にして頂けると、より分かりやすいかもしれません。


今回の記事は以下の文献を参考にしています。

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