自分の話を積極的にしよう!「自己開示」の活用方法とは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここではビジネスや恋愛など、様々な場面で活用できるテクニックをご紹介します。
今回のテクニックはとても簡単です。
しかし、相手との信頼関係を築く上では非常に重要な心理効果が働いています。
簡単なテクニックゆえ、無意識に日頃から実践されている人もいるかもしれません。
ただ無意識に使われている方も、しっかりと心理効果の内容を理解した上で実践すると効果も大きく違ってくるでしょう。
ぜひ最後までご覧になっていってくださいね。
自分のことを話すと好きになる?
早速、ご説明していきますね。
あなたは「自己開示」という心理学用語を聞いたことがありますか?
「自己開示」とは、自分の内面や自身についての情報を相手に対してありのままに打ち明けることをいいます。
例えば、自分の過去や描いている未来像や目標の話など、自身にまつわる話をすることは全て「自己開示」になります。
「あ、私も普段話してる」
と、思われた方もたくさんいるでしょう。
家族や友人には無意識に自分のことを話してしまいますよね。
では、この「自己開示」をどのようにテクニックとして活用していくのか。
みなさんは「自己開示」には「返報性の原理」が働くことをご存知でしょうか?
ここでは「自己開示の返報性」と呼んで、解説していきますね。
「自己開示の返報性」とは、「自己開示」によって自分の話を伝えることで、相手は「気さくな人だな」と好意を持ってくれます。
その結果、相手もこちらに対して心を開いてくれ、信頼関係を築けるという人間心理のことです。
つまり、「自己開示」してくれたから自分も「自己開示」でお返ししよう、という気持ちが無意識に働くのです。
この原理を知っておくことは、相手との信頼を築く上で大変有利です。
しかも、することは簡単。
自分の話を打ち明けるだけなのですから。
恋愛シーンにおける「自己開示」
例えば、恋愛において親密な関係になりたい彼(彼女)がいたとしましょう。
「自己開示の返報性」を活かすなら…
彼(彼女)との雑談の中で、自分の話を盛り込みながら会話をするのです。
例えば、こんな感じ。
男「○○さんは趣味とかあるの?」
女「私はカフェ巡りかな~」
男「そうなんだ!僕も実はカフェが好きで仕事終わりは絶対に行きつけのカフェに行くんだ!」
女「△△くんもカフェが好きなんだ!私もお気に入りのカフェがあるの!」
男「へー!どこどこ?」
お分かりになりますか?
男性は相手の趣味を聞いた後、少し自分の話を切り出していますよね。
このように話すことで女性側も「お気に入りのカフェがあること」を教えてくれています。
相手はこちらに親近感を持ってくれて、会話自体も弾んでいますよね。
好きな相手の情報も得られ、信頼関係も築けるのでまさに一石二鳥のテクニックです。
「自己開示」の注意点
ただし、ここで注意点が2点あります。
ビジネスや恋愛など、さまざまなシーンで活用して頂きたいテクニックですが、以下の注意点は守ったほうがいいでしょう。
1.喋り過ぎ注意
1点目は「喋り過ぎないこと」です。
この傾向は女性に多く見られます。
女性は感情や経験の共有を大事にしているため、他人に対してつい喋り過ぎてしまっていることがあります。
こちら側が喋り過ぎてしまい、相手の話す隙を与えないようでは、意味がありません。
相手は聞くことに疲れてきて、こちらに対し不快感を抱いてしまいます。
あくまで、適度に自分の話を盛り込んでいくように心がけましょう。
話す:聞く=2:8くらいが良い感じですよ。
もちろん、男性も自分が喋り過ぎていないか注意してくださいね。
2.ディープな話は仲が深まってから
次に2点目の注意点。
それは「初めから深い話はしないこと」です。
例えば、初対面の相手からいきなり
「実は私(僕)は、刑務所に入っていた時期があるんです」
と告白されたら、あなたはどう思いますか?
少し怖くなりませんか?それより、どう返答していいかも分かりませんよね。
このような話は、ある程度の信頼関係を築いてからにしましょう。
もしくは相手が返答に困る話は、しないほうが無難かもしれません。
話す内容にも注意してくださいね。
積極的に自分の話をしよう
いかがでしたでしょうか?
「自己開示」と「自己開示の返報性」について理解いただけたでしょうか。
今回ご紹介したテクニックはすぐにでも実践できます。
会話例では恋愛場面でお話しましたが、ビジネス場面でも自分の話を話すと相手も話してくれることは同じです。
信頼関係を築きたい上司や部下、取引先の相手などに、積極的に自分の話をしていきましょう。
最後に、テクニックとして「観察」を行うのもアリです。
「こちらが喋り過ぎていないか」「深い話をして引いていないか」を知りたい場合は、相手のしぐさや態度を観察してみましょう。
「腕組み」や「口をギュッと閉じる」行動が見られたら、こちらに良い思いを抱いていないかもしれません。
「観察」に関する記事はこちらを参考にしてみてください。
相手のネガティブなサインが見られたら、話題を変えたり質問をしてみるといいでしょう。
では、みなさまの人生がより良くなりますように。
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