【コラム】周りの意見に惑わされるな!社会的証明の落とし穴とは
いつも「ぱぶろーまいんど」にお越し頂き、ありがとうございます。
ここでは日常生活でみられる心理をコラムとしてご紹介します。
今回のテーマは「社会的証明」です。
「??聞いたことがない言葉だ」
「なにそれ?」
こんな声がたくさん聞こえてきそうです(笑)
ですが、「社会的証明」は僕たちの生活に密接に関わっています。
順を追って説明していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
他人の行動に左右される「社会的証明」
「○○ちゃんが持っているから、あたし(僕)も欲しい~」
と小さいころに、親に買って欲しいものをおねだりしたことはありませんか?
僕は中学生の頃、クラスメイトの大半が携帯電話を持っていたので、親にわがままを言って買ってもらったのを覚えています。
このように周りの人々の行動に、自分の心理面や行動が左右されることを心理学用語で「社会的証明」といいます。
あなたも見に覚えのある経験が、いくつか浮かんできませんか?
またこの心理効果、周りの人数が多いほどその効果は大きくなります。
つまり、多くの人が取っている行動ほど、自分の意思決定に大きな影響を与えてしまうのです。
「社会的証明」はマーケティングにも使われる
他の例をあげると、「当店人気ナンバーワン」や「今売れています!」などの広告も同じ。
この広告を見たお客さんは「みんなも買っているのなら、良いのかな」という心理になりますよね。
ネットショッピングなら、高評価のレビューが多く並んでいる商品に魅力を感じるのと同じこと。
もちろん、他人の意見を参考にすることが悪いと言っているわけではありません。
「みんなが買っている」=「商品が良い」という可能性が高いです。
ですが、周りの影響を強く受けてしまうと、「自分が欲しいモノ」ではなく「欲しくないけど、人気のあるモノ」を購入してしまうことも。
買ってから後悔…なんてことも、大いにあり得ます。
どんなときも周りの意見は大切ですが、最終的な判断を下す場合は自分の意思や直感を大事にした方がいいです。
自らの意思で判断を下したものであれば、人の意見に流された場合より後悔は少ないでしょう。
良くも悪くも、他人の行動に左右される
「社会的証明」は、良い方向にも悪い方向にも働きます。
先述したような、「後悔してしまう買い物」もその一例です。
これは悪い例ですね。
もう一つ最悪の例をご紹介します。
この記事を読んでくれているあなたもぜひ考えてみて下さい。
例えばあなたが大勢の人混みの中で、寝転んでいる男性を発見しました。
その人は少し苦しそうな様子もありますが、寝ているだけかもしれません。
しかし、街行く人々は特に気にする様子もなく、声をかける人も見受けられない。
さて、あなたはどうしますか?
「声を掛けて確かめる」と言われた方は立派です。
その行動で、その人の命が救われる場合もありますから。
ですが、状況を想像したら、少し億劫になる方も多いでしょう。
だって「みんなが声を掛けていないから」。
繰り返しになりますが、人は自分の判断に迷う時、周りの人々の行動に左右される傾向が強い生き物です。
特に、日本人は「周りと同じでなければならない」という思いが強い人種。
なぜなら、日本の教育が「みんなに併せろ」というスタイルですから。
学校の制服、体操服の統一…給食が支給される学校ならば全員が給食…。
一人だけお弁当なんて、特別な理由がない限りできません。
僕たちは教育の中で、「みんなと一緒が大事」ということを摺り込まれていくのです。
僕は個性を大事にしたいと思っています。
みんなと同じはつまらないと本気で思っています。
子供ができたら、「人と違うことをしろ」って教えてあげたいですね(笑)
話が少し逸れましたが、「社会的証明」の心理を理解をしておけば、あなたの意思決定に大きく役立ちます。
周りの意見に左右されず、後悔しない選択をしてくださいね。
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みなさまの人生がより良いものとなりますように。